県士会活動報告

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今回、作業療法説明会に参加させて頂きました。昨年度は、県下高校と近隣の中学校でしたが、今年度は、多くの方に作業療法を知って頂くために、県下の中学校に案内文を発送することになりました。初めて案内文を発送する中学校には電話連絡をしました。私が電話連絡をさせて頂いた学校は案内文発送に対して快く受け入れてくださり、説明会に興味をもって頂けました。

当日の参加者は、中学生:8名、高校生:7名、一般:2名、保護者:6名の計23名でした。作業療法に興味があり、職業について詳しく知りたいと思っている方がほとんどでした。
高校生や中学生、保護者と実際に現場で働く作業療法士が関わることは、お互いにとっても大変良い機会だと思います。本などを読むだけではなかなか作業療法士がどんな仕事をしているのかは分かりにくいと思います。協会のDVDや福祉用具の作成や革細工を体験してイメージし易くなったのではないかと感じました。

教育のスライド説明を行ったので、学生生活のことも知る良い機会になったと思っています。
座談会の時、参加者とお話をして作業療法士としての基本的な事、例えば理学療法士と作業療法士の違い等を相手に分かりやすく自分の言葉で上手に説明できるようにしておかなくてはならないな、と改めて感じました。

作業療法士自体は分からなく、友達に誘われて来た、という方もいました。
作業療法について興味をもった、よく分かったというアンケート結果から、説明会に参加して作業療法士を少しでも理解できたのではないかと思います。
高校生だけでなく、中学生も具体的な進路を考えていたので、中学生から作業療法を知って頂く機会を作るためにも継続して行う必要があると感じました。保護者からも多くの質問を頂き、興味をもっていた様子でした。
中学生や高校生だけでなく、保護者にも啓発していく必要があると感じました。

少しでも作業療法のことを知っていただき、作業療法士という職業が高校生や中学生の進路の選択肢となればと思います。この説明会が学校の進路教育としても役立ってほしいと思います。
未来の作業療法士を増やす事は患者様の為にもなると思うので、今後も作業療法士の啓発活動に参加させて頂きたいです。

林内科呼吸器科医院 建石 麻衣