日時:2013年4月28日
場所:サンポート高松
サンポートで行われた第33回サンサン祭りに公共事業部として参加させていただきました。
今回初めての参加でしたが、ボランティアスタッフの方々の人の多さと催し物の多さにまず驚きました。軽快な音楽とともに活気あふれるスタートとなり、子供からお年寄りの方まで年齢層関係なくたくさんのお客さんが作業療法ブースに立ち寄ってくださいました。
作業療法ブースでは、握力、ピンチ力、自助具の展示、簡単な体操の紹介、作業療法についての相談などを行いました。
スタンプラリー形式でお客さん達が回ってこられ、握力、ピンチ力、自助具について興味を持つ方が多かった印象があります。また、施設で働かれているある二人のお客さんは、作業療法士に施設の問題点を挙げ、「利用者様達が過ごしやすい環境を一緒に考えていただきたい」との要望を持って来られました。まだまだ、作業療法士が様々な場所で必要とされているのだと感じる瞬間でした。
今回でサンサン祭りが最後になってしまったのですが、ボランティアの活動紹介や体験を通じて、作業療法士としてだけでなく、共に生きる住みやすい街づくりをより多くの方々が一緒に考えていただけたらと思いました。
麻田総合病院 山崎 貴士
日時:2013年2月1日
場所:高松協同病院
昨年度アンケートを取らせて頂いた中で一番希望の多かった、施設見学を高松協同病院にて実施しました。見学の時間を30分ずつ3回と、合間で病院紹介をする形で行いました。
雨の降る中でしたが、会員11名、部員3名、協同病院からのお手伝い2名で無事終了しました。急性期や維持期、協同病院と同じ回復期など、いろいろな時期に関わっている先生方に参加していただけました。いくつか具体的な質問もしていただき、ありがとうございました。
高松協同病院 戸田 洋子
日時:2012年10月8日
場所:サンメッセ香川
サンメッセ香川で行われた「香川福祉・介護フェア」に参加させて頂きました。
祝日ということもあり、子供から高齢者の方と幅広い年代の来場者で賑わっていました。リハビリテーションのブースでは、握力・ピンチ力測定の体験、健康体操の紹介、作業療法の紹介、福祉用具の紹介・体験コーナー等を設け、多くの方と関わらせて頂きました。
来場者の多くが、普段あまり測ることのない握力やピンチ力を測り、ランキングを競い合ったり、肩や膝の痛みに悩んでいる方が健康体操について興味関心を持ち、健康体操について質問する姿も多くみられました。
作業療法の紹介では作業療法のことを知らない方に、作業療法について説明する場面も多かったです。
福祉用具の紹介・体験では、初めは疑問を持たれていた方に実際に手に取って体験してもらうことで、どのような物かを知って頂けたと思います。
今回、多くの方と関わる機会を頂き、良い経験ができました。
作業療法について知らない方に説明することの難しさを感じたと同時に、説明することによって作業療法について知って頂ける良い機会であると分かりました。
また、自分の作業療法についての考え方や知識が少ない為に上手く説明できない部分も多かったです。
今後、作業療法を知らない方や興味関心を持ってくれている方、健康について悩んでいる方等に作業療法や様々な情報を提供できるように、自らの知識・経験を増やしていきたいと思いました。
これからもこのようなイベントで多くの方と交流する場に参加していきたいです。
永生病院 西城 悠加
日時:2012年9月1日~2012年9月2日
場所:ゆめタウン高松
突然ですが、「作業療法の日」というのがあることを知っていますか?
1966年9月25日、日本作業療法士協会が設立された日ですが、2009年度より作業療法の日とされました。
香川県士会では、昨年より「作業療法の日」に合わせて作業療法をPRする活動を始めました。今年は、9月1日土曜日にゆめタウン高松と9月2日日曜日にゆめタウン丸亀にて、記念イベントを行ないました。今年度は、より多くの方にPRするために、ゆめタウン高松でも行ないました。
私が参加したゆめタウン丸亀では、午前・午後に分かれ、10名の啓発部員と5名の広報部員の計15名で、パネル展示、リハビリテーション・作業療法相談、自助具展示や握力測定、バルーンアート体験、パンフレットとティッシュ配りを実施しました。どのような職業なのか、どんな治療をするのか等の質問や進路についての相談を受けました。パネルや自助具に足を止めパンフレットを手に取り興味を持って立ち寄られる姿を多く目にしました。
より多くの方に足を運んでもらえる工夫として、2階ダイソー前に設けたブースだけでなく、エスカレータ付近や踊り場付近でも配布しました。また、部員のアイディアで握力測定は初の試みでランキングを作成し掲示してみたところ、関心を持って参加してくれる方が増えるという嬉しい効果がありました。
方法を工夫することで、パンフレットやティッシュ等一人でも多くの方に配布することができました。
商業施設という場所を生かし、子供から高齢者まで多様な年齢層の方に、作業療法士・リハビリについて知ってもらうきっかけになったと思います。今後も、一般の方に興味を持ってもらう工夫や短時間で分かりやすく説明できる自身の啓発能力を向上させていくことも大切だと感じました。
林内科呼吸器科医院 伊勢谷 友美
今回はハンドセラピストに必要な上肢の機能解剖とその疾患・外傷に対するアプローチがテーマである研修会でした。ハンドセラピストの理想として①患者様・その病変を把握し、その患者様に何が必要であるかを担当医に助言できること。②知識、上肢の機能解剖及びその外傷・疾患への理解が必要。③経験、患者様に触れて上肢機能・その患者様に必要なものと、その先にあるADL・QOLを予測することがハンドセラピストのために必要なことだということを話されていました。上肢の機能解剖~アプローチ、神経障害の診断などを実際の画像を交えながらの説明だったので、評価~治療までの流れを患者様をイメージしながら理解できました。
実際の臨床では教科書通りにはいかない場面が多く見られます。その患者様にその時その時に何が今必要なのかを把握し、担当医に助言と情報交換といったチーム医療ができるように知識・経験をしっかり積んでいかなければいけないことを改めて実感しました。
今回の研修会で学んだことをベースに理想的なハンドセラピストを目指してこれからもリハビリテーションを行っていきたいと思います。
麻田総合病院 山崎 貴士