県士会活動報告

●精神科作業療法の実践に関する意見交換会 概要

日時    2024年4月27日(土)13:20-16:30
方法    Web開催(Zoomミーティング)
対象    日本作業療法士協会正会員(参加費無料)
定員    300名程度

プログラム
1.令和6年度診療報酬改定について (60分)
講師:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課
駒井 清匡 主査
2.2023年度精神科における作業療法実態調査の結果について (20分)
制度対策部医療課精神科班
3.グループディスカッション(70分)

申込方法
下記の申込フォームよりお申し込みください。
https://jpn01.safelinks.protection.outlook.com/?url=https%3A%2F%2Fforms.gle%2FSJ9TUDaVzesNdcEi9&data=05%7C02%7C%7C007fe47e1d864fcb9a5308dc578341b2%7C84df9e7fe9f640afb435aaaaaaaaaaaa%7C1%7C0%7C638481468482172496%7CUnknown%7CTWFpbGZsb3d8eyJWIjoiMC4wLjAwMDAiLCJQIjoiV2luMzIiLCJBTiI6Ik1haWwiLCJXVCI6Mn0%3D%7C0%7C%7C%7C&sdata=FoZ%2FsH5I1PlluzX8plmE4%2F8u8eZP0v3RkvN679G1urM%3D&reserved=0
申込を受け付けましたら、自動返信メールが送信されます。
お申し込みの方には記載いただいたメールアドレスへ当日のZoomのご案内を差し上げます。

申込締切 2024年4月24日(水)18:00

標記の件につきまして、詳細は下記のPDFファイルをご確認ください。

2024臨実案内

表記の件につきまして、詳細は下記のPDFファイルをご確認ください。

第36回日本ハンドセラピィ学会学術集会のお知らせ

2024年1月28日(日)に、第25回香川県作業療法学会を開催しました。坂出市民ホールにて4年ぶりの対面開催となりました。学会テーマは「CONNECT〜人と繋がる作業療法〜」で特別講演、シンポジウム、演題発表を行い参加者は88名でした。

特別講演には、リハ塾SHINの本田慎一郎氏をお招きし、「臨床はわからないことで溢れている。」というテーマで、臨床におけるさまざまな「つながり」に着目し講演を行っていただきました。実際の症例を通し、対話から生きる世界を紐解き、なぜ、その介入を行ったか、思考のプロセスを教えていただくことができました。本人しか感じることのできない世界を聴取し身体の知覚を促し認識を変化させていくことで、身体や行為が変わる瞬間を見ることができました。私たちはどんな分野であれ、対象者の声を聞き、寄り添い、問題を解決していく必要があります。その大切さを改めて感じることが出来たことと、日々新しい知識を取り入れ、患者さんの病態を解釈していかなければならないと鼓舞されました。

シンポジウムでは様々な領域でご活躍している県内の先生方をお招きし、学会テーマである「CONNECT〜人と繋がる作業療法〜」についてディスカッションを行いました。広瀬病院の田村篤史先生から「香川県の地域包括ケアシステム構築と作業療法士の活動」、災害特設委員会の安西誠先生からは「災害支援を行う立場から」、四国医療専門学校の西井優子先生からは「子供の育ち、つないで・つなげて・つながって」、高松刑務所法務技官の辺見佳壽子先生からは「刑事施設での作業療法士の役割」についてそれぞれお話をいただきました。詳細は割愛しますがそれぞれの取り組みと、今後の展望について短い時間ではありましたが具体的にお話しいただけました。それぞれ異なる職場にいながらも、OTとして考えないといけない部分や、今後協力できる視点も沢山ありました。その考えや取り組みを聞き、まず知り、考えることができるキッカケ作りとなれたことがこのシンポジウムの意義であり、人との繋がりの大切さを学べたのではないかと思います。対面開催でしか感じることが出来ない空気感や、臨場感を懐かしむと共に、運営する側としても切磋琢磨していこうと思える学会となりました。

終了後のアンケートには「駐車場が無い」や「会場が広すぎる」との声もありました。しかし、県学会として、これからも多くの方に参加していただきたい想いも込めて800人が入れる規模で、対面開催の再開を行いたかったという意図があります。また「参加者が少なかった」との声もいただきました。今後の学会を会員の皆様にとって魅力的な企画を考えていくと同時に、県内のOT各個人の意識を変えていく必要があるとも思っています。我々を含めた会員全体が、より意識や熱意を持って盛り上げていこうと思わないと学会自体が成り立っていかないと思います。 一人の情熱が周りを動かし、全体に“繋がって”いくのでは無いでしょうか?学会こそがOTを学問とする原点だと思います。今後も学術部の活動に今一度、ご参加ご協力をお願いいたします。

次の学会は、2025年1月19日です。次回から優秀賞などの賞も企画中です。また今回もキッズスペースを設けましたが、子供さんを連れてきても参加しやすい方法を今後も考えていきます。ポスター発表など若いセラピストが議論しやすい場所も設けたいと考えています。演題募集は初夏になると思います。是非ベテランの先生も若手の先生も含め、多くの方に参加・発表していただき、皆さまと顔を合わせて議論できることを期待しております。

今回は初めての運営委員長でご迷惑をおかけすることが沢山ありましたが、発表して下さった先生方、参加者の皆さん、会長、理事、運営スタッフ、全ての皆さまに心より感謝申し上げます。

今後とも、香川県作業療法士会の活動にご協力、ご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

第25回香川県作業療法学会 運営委員長 鶴窪良樹

 

 

7月20日に岡山県精神科医療センターにて「第7回 アディクション関連問題作業療法研究会 研修会」が開催されます。

詳細はこちらからご確認ください。

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