県士会活動報告 | 香川県の作業療法士会 - Part 22

2015年1月29日(木)にかがわ総合リハビリテーションセンターで第5回東讃ブロック研修会を開催しました。演題は2題で、①かがわ総合リハビリテーションセンター OT山本有志先生による「高次脳機能障害を呈した症例に対する自宅復帰支援」、②同センター OT田村篤志先生による「非ヘルペス性辺縁系脳炎を呈した一症例の取り組み」の発表が行われました。
参加者は20名で発表後にグループに分かれて意見交換、検討報告を行いました。
今回は前回、前々回と比べて参加人数が若干少なくなってしまいましたが、参加された先生方はらはより密な検討や意見交換ができたとのご意見もいただけました。

本年度のブロック研修会は東讃・西讃いずれも今回で一旦終了となります。来年度は4月に東讃ブロック研修会から開始となります。今後も更なる盛況と県士会員の研鑽の場となるよう企画展開していきたいと思います。
今回ご尽力いただきましたかがわ総合リハビリテーションセンター馬場広志先生をはじめ、スタッフの皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ありがとうございました。

ブロック研修会班 委員長 久保潤一郎

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日時:2015年1月18日(日)

場所:丸亀市綾歌総合文化会館アイレックス

第16回香川県作業療法学会が開催されました。学会テーマ『想いを叶える作業療法』と題し一般演題9題、指定演題2題、ワークショップ、特別講演では関西福祉科学大学の横井賀津志先生による「クライエントの想いを叶える5つの作業療法戦略」を講演いただきました。横井先生からは作業活動に「付加価値」、「こだわり」を提供することにより、対象者の想いを叶えることができるのではないでしょうかと我々、作業療法士に大切なメッセージをいただきました。学会参加者は120名、会員、他職種、一般、学生と幅広く参加いただき無事成功裡に終了しました。講師の先生方、参加者の皆様、実行委員・運営委員の皆様、有難うございました。

第16回香川県作業療法学会 事務局 樋本英司

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2014年12月14日(日)、ユープラザ宇多津にて四国医療専門学校の水上保孝先生を講師にお招きし「作業療法士の統計学」をテーマに第3回学術研修会を開催しました。研究法を大きな枠として、研究に必要な統計処理について、臨床で得たデータに根拠を持たせるための大変興味深い内容だったと思います。講義の中で、「講義で聞だけでなく実際にデータを処理する、自分で統計を行っていく中で正しい方法は習得される」といった言葉が印象的でした。そのための第一歩、①自分のデータにあった解析方法の選択、②結果を正しく解釈する、③結果から結論を導き出し報告する、これら3点を確認しながらExcelで可能な統計方法にも触れてみるといった内容は有意義なものになったと思います。
お忙しい中、講演を快く引き受けてくださった水上先生に心より感謝申し上げます。
また当日運営に携わってくれた研修担当のみなさん、何よりも会場にお越しいただいた会員の皆様、本当にありがとうございました。
早速Excelを開いて、統計に挑戦してみる今日このころです。

学術部 第3回学術研修会担当委員 委員長 柳原 隆史

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2014年11月26日(水)におさか脳神経外科病院にて第4回東讃ブロック勉強会を開催しました。内容は①おさか脳神経外科病院OT尾川由佳先生による「注意障害の方に対するリハビリテーション」、②おさか脳神経外科病院OT石丸裕美先生による「脳梗塞左片麻痺の一症例に対するボツリヌス治療の治療経験」の発表が行われました。

参加者は35名で、発表後グループに分かれて意見交換や検討報告を行いました。私は身障の専門領域ではありませんが、評価や治療など大変参考になりました。また違う領域だからこそ思うこともあり新たな気づきにもなりました。老健や福祉分野で活躍の方、精神科領域の方でも作業療法の流れや共有できることがあると思いますので今後もお気軽にご参加いただけたらと思います。もちろん西讃からの参加も構いませんのでお待ちしています。

最後になりましたが、会場のおさか脳神経外科病院のスタッフの皆様には円滑な運営をお手伝いいただきましてありがとうございました。また学術部担当委員の皆様、準備等お疲れ様でした。

学術部担当理事 前田悠志

H26第4回東讃ブロック勉強会

2014年11月23日(日)に、鹿児島大学名誉教授の川平和美先生を講師にお招きし、「脳卒中のリハビリテーション戦略、治療~上肢機能へのアプローチを中心に促通反復療法実技を含めて~」をテーマに、第2回学術研修会を開催しました。脳卒中片麻痺に対する治療理論について、エビデンスを示しながらの講義や、上肢中心に実技指導をいただきました。持続的電気刺激や振動刺激なども併用した治療方法を紹介していただけたり、質疑応答では臨床での疑問に答えていただき、川平先生から直接学べる機会がもてたことで、参加された先生方にとっても有意義な研修会になったのではないかと思います。

お忙しい中、ご指導いただきました川平先生、補助講師の先生方、どうもありがとうございました。また、第2回学術研修会担当委員の皆様、準備から運営までお疲れ様でした。

学術部 第2回学術研修会班 委員長 馬場広志

2014.11.22 香川県OT 懇親会