県士会活動報告

2017年1月19日(木)に三豊総合病院にて西讃地区OTブロック勉強会(第17回)が開催されました。内容は、「右前頭葉皮質下出血を呈した症例への急性期における関わり」発表者:藤枝 昌代先生(三豊総合病院所属)、「脳腫瘍患者における自宅復帰への関わり」発表者:松木 彩紗先生(三豊総合病院所属)、「頚髄症術後にC5麻痺を呈した1症例~ADL自立に向けた介入」発表者:鎌田 慎司先生(香川大学医学部付属病院所属)でした。

今回は、3症例共に新人OTの方々の発表でした。急性期病院での作業療法を修了してから外来リハビリ継続中での悩みや、せん妄に対する作業療法、急性期の短い入院期間中でも自助具を作成し奮闘されている内容でした。症例報告は、OTが臨床でどのようなことを実践しているのかをプレゼンテーションすることです。新人OTの発表からも作業療法の難しさを感じました。また、グループディスカッションで新しい発見や工夫などを聞くこともありました。来年度も多くのOTが、ブロック勉強会で発表・参加して頂けることを期待しております。

今回ご尽力いただきました三豊総合病院のスタッフ及び学術部ブロック勉強会運営委員の皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

来年度もブロック勉強会をよろしくお願い致します。

学術部ブロック勉強会運営委員会 委員長 纐纈 功