県士会活動報告

令和4年10月23日(日)にオンラインにて第2回学術研修会を開催しました。

東北福祉大学 健康科学部リハビリテーション学科 教授、籔脇 健司先生に「高齢者の生活を明るく活力あるものにするために ~人、作業、環境への支援~」をテーマにご講義していただきました。

籔脇先生の講義では、前半は「高齢者支援のアウトカムとは」、後半では「環境支援の考え方」を主に講義して頂きました。高齢者が役割を獲得することの必要性、健康関連QOLとの関係、包括的な環境支援や早期介入の重要性について約2時間という短い時間ではありましたが、詳しい解説と事例紹介を交えた講義でとてもわかりやすい内容でした。また、講義に加えて、ブレイクアウトルームで分かれてグループワークも実施しすることができたので、より深く理解することができました。

アンケート結果からも「これまでも役割に目を向け関わっていたつもりでしたが、今回の研修で必要な視点がいくつか見つけられた」「高齢者の健康とQOLの関係・役割や環境への支援の視点が学べたのが良かった。CEQを活用していくメリットを感じることができた。」など、好評の声が多くみられました。

今回お忙しい中、お引き受けいただきました講師の籔脇先生、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今後も会員の皆様の知識技術の向上につながる研修会を、学術部担当委員で企画・運営していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

第2回学術研修会担当 介護老人保健施設 白寿の杜 湊 一樹

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