県士会活動報告 | 香川県の作業療法士会 - Part 19

平成28年5月8日に四国医療専門学校にて、平成28年度新人周知会を開催いたしました。
(一社)香川県作業療法士会の植野会長を始め、6名の理事の先生方、事務局員等と26名の新人作業療法士の皆様に参加していただきました。
会長である植野先生と各部の理事の先生方の挨拶の後に、各テーブルにて歓談・談笑を行いました。他の病院の新人同士の親睦や旧友との再会の場になったとともに、臨床の先輩でもある会長・理事の先生方からの貴重なアドバイスを頂ける場ともなり、参加者の皆様にとって有意義な時間になったと考えております。周知会の後半にはテーブル対抗のレクリエーションも行われ、盛り上がりを見せていました。
今回の周知会を通して、今年度就職された作業療法士の皆様に当士会の活動内容への理解・興味を持っていただき、今後の各部の活動への参加・お手伝いを頂けるきっかけとなれば幸いに存じます。
最後に、周知会に参加して頂きました諸先生方、参加してくださった新人作業療法士の皆様、本当にありがとうございました。

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2016年4月28日(木)に高松協同病院にて東讃地区OTブロック勉強会(第11回)が開催されました。今年度最初のブロック勉強会であり、東讃地区での開催は早くも3年目に入りました。

内容はブロック勉強会初の試みで、一人の症例を追いかけた回復期と生活期のリレー発表形式の発表と、生活行為向上マネジメント(MTDLP)を使った症例発表を行いました。症例検討①は、「回復期リハビリテーション病棟~生活期(デイサービス&訪問リハビリ)リレー発表」発表者:渡辺正人先生(高松協同病院所属)、若林佳樹先生(創心会リハビリテーション倶楽部高松中央所属)、また、症例検討②は、「デイサービスにおいて生活行為向上マネジメントを使用した結果、再び買い物を楽しむことが出来るようになった症例」発表者:若林佳樹先生(同上)といった内容でした。

今回の参加者は27名でした。アンケート結果から「回復期での入院時期から活動や参加に目を向けた目標設定を行うことの重要性」や「他職種や家族との連携も重要である」という意見、また、MTDLPを使った症例報告では、「実際に使っているものを拝見できて良かった」「地域の環境を知る重要性を再確認した」などの意見が挙がっていました。

今回ご尽力いただきました高松協同病院スタッフ及び学術部ブロック勉強会運営委員の皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

本年度も積極的なご参加よろしくお願い致します。

学術部ブロック勉強会運営委員会 委員長 纐纈 功

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平成28年3月18日に橋本病院にて、平成27年度第3回MTDLP事例検討会を実施致しました。今回はファシリテーターをMTDLP推進委員の松本先生(四国医療専門学校)とMTDLP研究協力員の私、中川(老健 白寿の杜)の方で務めさせていただき、合計6名の先生方に発表して頂きました。各々の施設においてMTDLPを実践した事例について発表した後に、発表者が挙げた課題についてグループディスカッションを行いました。

事例検討会では、発表者は事例発表することで、自己の介入を客観的に振り返ることができ、聴講者は、MTDLP事例報告の参考にすることでき、実践に努めるための良い機会となったと思います。

これで、今年度のMTDLPに関する研修会は終了となりました。また、次年度も引き続き県士会の方で研修会を企画実施していきますので、県士会員の皆様は基礎研修受講ならびに事例発表の方、何卒宜しくお願い致します。

今回の事例検討会開催に当たり、ご準備頂きましたMTDLP特設委員の皆様ありがとうございました。

 

香川県作業療法士会 MTDLP特設委員 中川真人

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標記の件につきまして、詳細はこちらからご確認ください。

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平成28年1月17日に、丸亀市綾歌総合文化会館アイレックスで第17回香川県作業療法学会が開催されました。130名を超える参加者に来場して頂きました今回の特別講演は、神奈川リハビリテーション病院の作業療法士である松本琢麿先生に『作業療法の進化と真価~丁寧な臨床を目指して~』と題して、実際の患者様のビデオや実技も交えて講演をしていただきました。患者様と向き合う大切さや療法士として知識や技術を研鑽し続ける重要性を松本先生自らの行ってきた臨床をベースとして話をしていただきまして、私も含めまして会場の参加者全員が改めて日常生活動作を支援するプロフェッショナルである作業療法士の原点に立ち返るような気持ちになりました。
初めて企画しました「自助具・治療器具コンテスト」は、県内の作業療法士及び養成校の学生から、片手でゆで卵が剥ける自助具や手指の痙性を抑制する治療器具などの10作品のエントリーがありました。当日に実施した参加者からの投票と実行委員会での検討にて優秀賞を決定しまして、後日ホームページにて公表することとしています。一般演題については、これまでにない多数の18演題の発表がありました。県内の作業療法士の臨床や学校教育及び地域での活動などに対する熱心な思いが報告されて、参加者からの活発な質問や意見交換がなされました。
当日は朝からの冷え込みも強く寒い一日となりましたが、無事に学会を終えることが出来まして特別講師の松本琢麿先生や参加者及び関係者に対しまして、改めまして感謝申し上げたいと思います。来年度の第18回香川県作業療法学会も県士会員の皆様にとって有意義な時間となるように企画してまいりますので、皆様の参加を宜しくお願い致します。

 第17回香川県作業療法学会実行委員長 渡辺正人(高松協同病院)

 

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