令和7年11月30日(日)に、ホテルアネシス瀬戸大橋とZOOMのハイブリッド形式にてメンタルヘルス研修会を開催いたしました。総勢19名の多職種の方々にご参加いただきました。講師は富士見台病院 国際医療福祉大学小田原保健医療学部の魚岸実弦先生をお招きし、「メンタルヘルスに課題がある方への支援~地域生活を続けるコツ~」のテーマにてご講演いただきました。
メンタルヘルスとは、「病気の有無や心身状態だけでなく、社会とつながりながら充実して暮らせること」「病気になる前の段階から回復後の生活までを含む幅広いもの」といった基礎的な概念の部分から、実際に自分自身にとってメンタルヘルスが整っている状態とはどの様な状態であるのか、実技も含まれながら分かりやすくご教示していただきました。
また支援の具体的な意義や方向に関して、先生が実際に取り組まれている地域づくりについてのお話を、とても興味深く拝聴させていただきました。対象者の強みを生かすとともに存在そのものを承認すること、役割に注目すること等学ばせていただいた支援のコツを臨床場面でも生かしていきたいです。
魚岸実弦先生、研修会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
しおかぜ病院 西原実花

令和7年11月7日(金)~9日(日)第59回日本作業療法学会が高松市で開催され、当会は「香川県作業療法士会ブース」を設置しました。当ブースはおもてなしの気持ちで「ようこそ、香川へ」のコンセプトのもと参加者をお迎えしました。300名近い方に立ち寄っていただき、全国のOTはもちろんのこと、インドやオーストラリアのOTとも交流を深めました。あなぶきアリーナ香川もきれいで目の前が海のロケーションの中、アンケートからも当ブースの企画は好評だったようです。準備や当日運営に尽力された会員の皆様ありがとうございました。

令和7年11月21日、丸亀市市民交流活動センターマルタスにて今年度初回のOUDON会を開催しました。
講師は三豊総合病院言語聴覚士の合田佳史先生で、「STに学ぶ摂食嚥下の基礎知識」というテーマでご講義いただきました。当日は25名の先生方に参加いただき、OTのみならず、PT・STの先生方にもお越しいただきました。
今回、摂食嚥下の基礎を学ぶことができ2時間という時間では足りないほどの充実した内容と合田先生の熱量を感じる講義でした。内容では患者様の食事の姿勢調整や、自助具の活用等でOTが食事面にアプローチができる可能性の大きさを再認識するとともに、臨床の場でSTとの連携をより強化する必要性を痛感しました。
今年は12月18日に三豊総合病院理学療法士の喜多谷周平先生に心電図についての講義をしていただく予定となっております。心電図は多くの疾患において重要な知識である一方、苦手意識を持たれておられる先生も少なくないと思います。日々の臨床での疑問解消や実践に繋げられる機会となれば幸いです。PT・STの先生も一緒に誘っていただきOUDON会にご参加ください。
文責:紙本

2025年10月19日(日)に、ユープラザうたづにて、小児発達勉強会を開催しました。
『つながろう!子どもの地域支援~育ちを支えるいろいろなOTの可能性~』をテーマに、二部構成で行いました。
第一部は、三澤一登先生(愛媛十全医療学院 作業療法学科 顧問)をお招きし、地域に参画しているOTの介入例や発達分野のOTの地域における役割などについて学びを深め、第二部は、四国4県県士会の発達分野に関わるOTの先生方に活動報告をしていただき、その後グループに分かれて情報交換会を行いました。
参加者は、27名でした。
三澤先生の講義では、こども関連施策の動向と方向性を知った上で、それぞれの地域特性に応じた体制を整えていく必要があることが分かりました。今後もOTの成果をみせていくことの大切さや、ライフステージを通した切れ目のない支援が重要であることを改めて学びました。
活動報告では、高橋一郎先生(高知県作業療法士会 子ども発達支援部部長)、梶谷治夫先生(愛媛県作業療法士会 発達支援部門長)、松本祐輝先生(徳島県作業療法士会 理事)、西井優子先生(香川県作業療法士会 こども委員会委員長)より、各県の取り組みを報告していただきました。普段知ることのできなかったそれぞれの県での取り組みを知ることができ、とても参考になりました。
情報交換会では、県も経験年数も職場も異なるOT同士がグループになり、様々な話題で意見や情報を交換し合いました。具体的に出た話題は、以下の通りさまざまでした。
・OTの専門性をどう示していくか?
・マンパワーが少ない中での重症心身障害児へのかかわりについて
・保護者支援の仕方について(病院、児童発達支援、放課後等デイサービス)
・地域に参画していく際のお金と法律の話(保証は?保険は?)
・5歳児健診について
今回の研修をきっかけに、四国4県のOTの先生方ともつながりを持つことができました。このつながりを今後のこどもの地域支援に役立てていきたいと思います。
ご講演いただいた三澤先生、報告をしていただいた4県県士会の先生方、ならびにご参加いただいた皆様、運営にご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
今後も、香川県作業療法士会こども委員会特別支援班では、こどもの発達支援に関わる企画を運営してまいります。引き続きご参加・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
こども委員会 特別支援教育班班長 佐々木友紀子



令和7年10月2日(木)および8日(水)に、「令和7年度 香川県作業療法士会運営に関する周知会」を開催いたしました。
各施設の代表者の皆様にご参加をお願いし、10月2日(会場:四国医療専門学校)では29名、10月8日(会場:穴吹リハビリテーションカレッジ)も29名、計58名の代表者の方々にご出席いただきました会では、香川県作業療法士会の運営や活動内容について周知を行いました。
今年度より新しく香川県作業療法士会 会長に就任されました前田悠志先生(しおかぜ病院) より、令和7年度の会の活動方針や取り組みについてご説明がありました。
各部・委員会の活動紹介のほか、高松で開催される全国学会における県士会展示ブースの出展、県士会が担当する香川県地域包括ケアシステム学会の運営、かがわマラソンのサポート活動など、香川県士会の幅広い活動について報告が行われました。
また、災害訓練の案内や新教育制度の説明、香川県作業療法士連盟からの報告なども併せて実施しました。
さらに、参加者の皆様との間で「県士会活動に携わる部員・委員が不足している現状」について意見交換を行いました。
意見交換会では、活発かつ前向きな意見が多く寄せられ、有意義な時間となりました。
意見交換会で挙げられた主な意見
テーマ:県士会活動に多くの方に参加してもらうにはどうすればよいか?
・年間の活動計画がわかれば参加しやすい
・施設の責任者の理解があれば参加しやすい
・入部制ではなく、単発的・柔軟に参加できる仕組みがあると良い
・活動内容がわかりにくく参加しづらい
・中堅層の作業療法士(OT)が少ないため、勧誘の工夫が必要
・学生の段階からの啓発があれば参加しやすい
今回の周知会を通して、多くの方に香川県作業療法士会の活動内容を知っていただく良い機会となりました。
ご参加いただきました諸先生方ならびに関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
香川県作業療法士会 事務局長 山下 良二
