今回、作業療法説明会に参加させて頂きました。昨年度は、県下高校と近隣の中学校でしたが、今年度は、多くの方に作業療法を知って頂くために、県下の中学校に案内文を発送することになりました。初めて案内文を発送する中学校には電話連絡をしました。私が電話連絡をさせて頂いた学校は案内文発送に対して快く受け入れてくださり、説明会に興味をもって頂けました。
当日の参加者は、中学生:8名、高校生:7名、一般:2名、保護者:6名の計23名でした。作業療法に興味があり、職業について詳しく知りたいと思っている方がほとんどでした。
高校生や中学生、保護者と実際に現場で働く作業療法士が関わることは、お互いにとっても大変良い機会だと思います。本などを読むだけではなかなか作業療法士がどんな仕事をしているのかは分かりにくいと思います。協会のDVDや福祉用具の作成や革細工を体験してイメージし易くなったのではないかと感じました。
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日時:2012年6月15・16・17日
場所:宮崎県 シーガイアコンペンションセンター
日本作業療法学会が宮崎県のシーガイアコンベンションセンターにて行われました。
悪天候にも関わらず、多くの参加者で賑わっていました。参加者の名札を見ると地元宮崎県以外からの参加者も多かったように思います。
他県のOTさんと話すことはあまりなかったのでその土地ならではの地域医療の話など発表以外でもとても充実した内容だったと思います。
また、懐かしの先生に会えたり同窓に会えるなど学会は学ぶ場でもありますが、交流の場でもあると感じました。
来年度の開催は大阪です。皆さんも是非参加してみてください。
麻田総合病院 木村 勇介
今回はハンドセラピストに必要な上肢の機能解剖とその疾患・外傷に対するアプローチがテーマである研修会でした。ハンドセラピストの理想として①患者様・その病変を把握し、その患者様に何が必要であるかを担当医に助言できること。②知識、上肢の機能解剖及びその外傷・疾患への理解が必要。③経験、患者様に触れて上肢機能・その患者様に必要なものと、その先にあるADL・QOLを予測することがハンドセラピストのために必要なことだということを話されていました。上肢の機能解剖~アプローチ、神経障害の診断などを実際の画像を交えながらの説明だったので、評価~治療までの流れを患者様をイメージしながら理解できました。
実際の臨床では教科書通りにはいかない場面が多く見られます。その患者様にその時その時に何が今必要なのかを把握し、担当医に助言と情報交換といったチーム医療ができるように知識・経験をしっかり積んでいかなければいけないことを改めて実感しました。
今回の研修会で学んだことをベースに理想的なハンドセラピストを目指してこれからもリハビリテーションを行っていきたいと思います。
麻田総合病院 山崎 貴士
日時:2012年6月7日
場所:穴吹リハビリテーションカレッジ
新人周知会・歓迎会を穴吹リハビリテーションカレッジで行いました。平日で仕事の後にも関わらず、44人(新人さんは31人)と、これまでで一番たくさんの方に参加していただきました。ありがとうございました。
松本事務局長からの香川県士会の説明と、小松教育部長からの生涯教育制度の説明は、分かりやすいと好評でした。
その後の歓迎会は、アイスブレイクとしてゲームと、会食を行いました。昨年までは日曜日の午前中の2時間で行っていたことを1時間半で行ったため、交流の時間は本当に短くなってしまい、終了時間になってもあちこちで話し声があがっていました。「同窓会みたいで良かった」「県士会の行事に積極的に参加したい」との感想をいただきました。
これをきっかけに、今後の香川県士会の活動にもどんどん参加していただけたらと思います。
高松協同病院 戸田 洋子
2日間にわたり高知県で行われた「第24回四国作業療法学会」に参加させていただきました。また、今年作業療法士となったばかりの私にとって初めての学会でもありました。そのため多くのことを学びたいという期待、会場では具体的にどの様なことが行われているのか、内容についていけるか不安など様々な気持ちでいっぱいでした。
今回は、「認知症」「精神」「神経系」の3分野にわたる演題を聞くことが出来ました。私の知識の少なさから内容が難しく、その都度先輩から補足的に説明していただく場面も多くありましたが、先生方の発表、発表への質問、意見やアドバイスも含めて大変勉強になりました。また、他の病院や施設で取り組まれていると、先生方の考えなどを知ることができ、今後の臨床に少しでも活かしていきたいと感じました。そのためにも作業療法士になれたことがゴールではなく、日々の臨床経験を大切にし、勉強し続けることが大切であるとよい刺激となりました。
いわき病院 前田 幹保