「ライフステージの変化による発達障害の捉え方~子供から大人まで~」開催報告 | 香川県の作業療法士会

「ライフステージの変化による発達障害の捉え方~子供から大人まで~」開催報告

第2回学術研修会 開催報告

2019年12月1日(日)に、三船病院の作業療法士 徳永謙一先生を講師にお招きし、「ライフステージの変化による発達障害の捉え方~子供から大人まで~」をテーマに、第2回学術研修会を開催しました。他職種の方や県外から参加の方もおられ、44名の方に参加していただきました。

これまでの小児病院での経験と、現在の精神科デイケアでの臨床実践を踏まえて、小児期と成人期での発達障害に対する支援の考え方を講義していただきました。自閉スペクトラム症のコミュニケーションの特性では、4つのタイプに分けて説明され、コミュニケーションの傾向を評価する視点など分かりやすく説明していただきました。

今回参加いただいた方は、身障領域で勤務される方も多くおられました。アンケート結果では、成人期で関わっている方、小児期で関わっている方のそれぞれで、「新たな気づきが得られた」という意見が多くありました。対象者の「ライフステージに沿った支援」について学んだことで、今後の臨床場面でも対象者の捉え方やアプローチの考え方が変わってくるのではないかと思います。

発達障害に対する支援、取り組みが広がっていく中で、今回講師をお引き受けいただきました徳永先生、ありがとうございました。また、第2回学術研修会担当委員の皆様、準備から運営までお疲れ様でした。今後も会員の皆様のスキルアップに繋がるような研修会を企画していきたいと思いますので、皆様の参加、ご協力をよろしくお願いいたします。

第2回学術研修会担当委員長 馬場広志(専門学校穴吹リハビリテーションカレッジ)

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