県士会活動報告

令和7年11月30日(日)に、ホテルアネシス瀬戸大橋とZOOMのハイブリッド形式にてメンタルヘルス研修会を開催いたしました。総勢19名の多職種の方々にご参加いただきました。講師は富士見台病院 国際医療福祉大学小田原保健医療学部の魚岸実弦先生をお招きし、「メンタルヘルスに課題がある方への支援~地域生活を続けるコツ~」のテーマにてご講演いただきました。

メンタルヘルスとは、「病気の有無や心身状態だけでなく、社会とつながりながら充実して暮らせること」「病気になる前の段階から回復後の生活までを含む幅広いもの」といった基礎的な概念の部分から、実際に自分自身にとってメンタルヘルスが整っている状態とはどの様な状態であるのか、実技も含まれながら分かりやすくご教示していただきました。

また支援の具体的な意義や方向に関して、先生が実際に取り組まれている地域づくりについてのお話を、とても興味深く拝聴させていただきました。対象者の強みを生かすとともに存在そのものを承認すること、役割に注目すること等学ばせていただいた支援のコツを臨床場面でも生かしていきたいです。

魚岸実弦先生、研修会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

しおかぜ病院 西原実花