県士会活動報告

令和7年8月3日(土)、香川県作業療法士会主催による学術研修会を開催いたしました。会場は専門学校穴吹リハビリテーションカレッジにて行われ、他職種を含めて69名の方々からお申込みをいただきました。

今回の研修会では、日本パブテスト病院の理学療法士、浅野大喜先生を講師にお迎えし「子どもの社会性(他者理解、模倣、言語)の発達を学ぶ」をテーマにご講演いただきました。
浅野先生からは、最新の研究成果に基づく子どもの社会性の発達メカニズムについて、豊富な臨床経験を交えてご解説いただきました。特に、模倣行動や言語発達、他者との関係構築に関する発達理論については、日々の臨床に直結する内容として、参加者から高い評価が寄せられました。
また、講演後には質疑応答の時間も設けられ、質問に対して浅野先生より丁寧にご回答いただくことで、より深い理解が得られました。
本研修会が、参加された皆様にとって子どもの発達支援における知見を深め、臨床現場での支援に活かしていただける機会となったことを願っております。
ご講演いただいた浅野先生、ならびにご参加いただいた皆様、運営にご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
今後も、香川県作業療法士会学術部では、会員の皆様の専門性向上を目指した研修会を企画・運営してまいります。引き続きご参加・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

学術研修会担当班長
馬場 広志(専門学校穴吹リハビリテーションカレッジ)