11月
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令和年度学術部特別研修会『認知症の方の地域支援~OTからアイデア創出~』
しおかぜ病院 神原ゆい
令和元年11月10日(日)、三豊市文化会館マリンウェーブ会議室にて、令和年度学術部特別研修会『認知症の方の地域支援~OTからアイデア創出~』を開催しました。これまで実施してきた認知症初期集中支援研修を修了した方を対象としており、19名の参加がありました。
講師は埼玉県でご活躍されている尚寿会あさひ病院認知症疾患医療センターの倉本貴志先生、前回の実践研修でもお越し下さった訪問看護ステーション開くの森志勇士先生、訪問看護ステーションユニネット・まちかどの森奈奈先生の3名をお招きしました。
先生方の各地域での実践内容の講演をお聞きし、多職種との連携や地域の特性を活かした関わりが大切だと感じました。午後からは地域ごとにグループに分かれて、地域に対しどのような取り組みが出来るかについてディスカッションを行いました。各地域の現状を踏まえた上での取り組みや、認知症の方の御家族に対する支援について、まだ認知症と診断されていない方に対する支援方法など他の作業療法士の方々とアイデアを出し合い意見を交えることができました。今回グループディスカッションで挙がったアイデアを基に、これからの香川県での認知症の方に対する地域支援が豊かになっていければと思います。