県士会活動報告

2024年10月13日(日)に、丸亀子どものお城・リハビリクリニックにて、小児発達勉強会を開催しました。

今回の研修会は、作業療法士 小松則登氏をお招きし、『臨床の「なんかわからん」を整理してみませんか?』をテーマに、午前中は講義を行っていただき、午後は参加者同士でワークショップを行いました。

参加者は、28名でした。

講義では、「あそびとはなにか?」から始まり、あそびを通して発達促進を行う支援の重要性を再確認できました。また、実際に子どもの知覚体験を広げていくことについて、小松先生のセラピーの様子を動画で見せていただき、学ばせていただきました。ワークショップでは、参加者同士で意見を出し合い、ディスカッションする機会も持つことができました。最後には、質疑応答の時間も作っていただき、多くの質問に対して、一つ一つ丁寧に答えていただきました。

今回の研修会では、臨床で悩んでいること、分からないことを少しでも整理でき、かつ仲間と共有できたことで、視野が広がったという意見も多く聞かれました。小松先生も言われていましたが、明日からすぐ使える作業療法スキルではなく、考え方を学ぶ一助になっていれば幸いです。

 文責 こども委員会 特別支援教育班班長 佐々木友紀子