県士会活動報告

日時:2013年1月20日
場所:綾歌総合文化会館アイレックス

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今回、第14回香川県作業療法学会に参加しました。
市民公開講座では目良幸子先生から終末期や緩和ケアにおけるOTの役割についてご公演を頂き、また11題の演題発表があり私もその中の1題として発表し多くの方にご指導、ご指摘を頂きました。

香川県作業療法学会は年々演題数が減少しており、OTの将来に不安を感じている方が多いという話しを聞きます。
診療点数の削減など問題は多いと思いますが、今自分に出来ることは、治療成績を高めていくよう努力し患者さんの主観的満足度も含めたADL向上を図ることであり、さらにはそれを学会などで発表することで今後のOTの明るい将来に貢献していくことだと考えます。

香川県作業療法学会が今後更に盛り上がっていき、他県からも参加者が増えるような魅力的な学会になっていく様、支援出来ればと思います。

香川大学医学部付属病院 仁木 隆之

 

今回、『生きるを支える作業療法』というテーマのもと、発表者として参加させていただきました。
一般演題では、多数の演者による発表を聞き、「生きる」を支える手段はごく身近に存在し、意味や目的も多種多様であることに改めて気付きました。

その人にとっての作業は何を意味するのか?を患者様の生活背景に沿って考え、今後も直接的作業活動や間接的支援を通して、患者様の元気に繋がるよう努めていきたいと感じました。

かがわ総合リハビリテーションセンター 松浦 幹

 

綾川総合文化会館で行われた、第14回香川県作業療法士学会に参加させていただきました。
今回は「生きる」を支える作業療法、というタイトルのもと、東名古屋病院附属リハビリテーション学院の目良幸子先生による一般公開講座「終末期・緩和ケアにおける作業療法の役割」も開催されました。

私は、終末期を迎えた患者様と関わる時、自分の力不足を実感します。そのため、具体的なエピソードを交えながら講座をしていただき、目良先生がどのように患者様と関わってきたのか、作業療法士として何ができるのかを知ることができ、大変勉強になりました。
その人らしく生活するための支援として、自分に何ができるのか、しっかり考えていきたいと思いました。

介護老人保健施設 鮎の里 藤川 歩美