県士会活動報告

2016年12月11日(日)にユープラザうたづにて第3回学術研修会を開催しました。岡山県精神科医療センターの赤澤先生、上田先生をお招きし、『岡山県精神科医療センターにおける作業療法士の役割~急性期から地域まで~』というテーマで多職種チームの構成員として作業療法士がどのような役割を担っているのかや、プログラム運営の実際、症例の紹介などを交えた充実した内容の研修会となりました。
現場目線での講義内容は具体的で理解しやすく、作業療法の導入時期や評価のポイントなど、臨床場面に行かせるヒントが随所に在ったのではないでしょうか。講義のまとめでは『入院生活主体から地域生活中心への転換により作業療法士が原点回帰する』という言葉もありましたが、作業療法士が対象者の方と地域をつなぐ存在に、そして多職種間をつなぐ架け橋となれるよう日々臨床に励みたいと思いました。
今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今後も臨床に役立つ、参加して良かったと思えるような研修会を開催したいと思いますのでよろしくお願い致します。
しおかぜ病院 桑崎裕矢(学術部 第3回学術研修会担当委員)

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