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令和6年11月17日(日)にホテルアネシス瀬戸大橋とZOOMのハイブリッド形式にて老年期うつ病研修会を開催いたしました。多職種の方も含め総勢33名の方にご参加いただきました。今回の研修会では、県立広島大学保健福祉学部 准教授である織田靖史先生をお招きし、「老年期うつ病の理解と生活支援」をテーマに、ご講演いただきました。
前半は老年期うつと認知症の違いや精神障害領域における作業療法の役割、手段としての作業の利用など分かりやすくご解説していただきました。手段としての作業の利用では、4つのならし(体験)+振り返り(セルフモニタリング・コーピング)を実際の作業活動を例として挙げながらご説明していただくことで臨床の場面を想像でき、より理解が深まりました。
後半には作業不公正を中心にお話していただきました。作業不公正には個人的な要因、環境的な要因、主観的・客観的な要因など実際の臨床の場面でどういった作業不公正があるかを考える時間を持ついい機会になったと思います。
今回の研修会に参加してくださった皆様、運営として携わってくださった皆様、ありがとうございました。
しおかぜ病院 森髙颯太