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2024年12月8日日曜日、ハイブリッド研修 (基地局会場:ホテルアネシス瀬戸大橋)にて、(一社)香川県作業療法士会令和6年度認知症研修会「認知症の早期からのIADL支援を考える」を開催しました。作業療法士21名以外にも、保健師、社会福祉士、居宅介護支援専門員等10名計31名の参加がありました。今回は地域医療介護総合確保基金事業の一環にて、鹿児島大学医学部保健学科教授田平隆行先生をお招きしました。
田平隆行先生の講演では、年代別に分けた大切にしている活動の具体的な特徴、満足度と無気力の関連性やADL評価、軽度、中等度、重度の重症度別のグラフを用いた洗濯や買い物、入浴、更衣等の1つ1つの作業工程に対して何が得意で何が苦手かといった内容、スマートフォンアプリの紹介や習熟度との関連性等を講演して下さりました。
今回の研修の中で私は、田平隆行先生の「認知機能が低下した時にもスマートフォンアプリを活用する。」という言葉が特に印象的でした。参加者アンケートでは、今まで以上に工程分析をして関わるようにしようと思いました。またアプリ活用に関しても職場でも伝達しようと思います。等多くの意見が聞かれました。最後に運営に協力して下さったスタッフの皆様ありがとうございました。
医療法人社団以和貴会いわき病院認知症デイケアきらく 山田啓介