県士会活動報告

令和3年12月12日(日)、『認知症研修会~公衆衛生の視点から考える認知症支援~』
を開催しました。今回はオンラインでの参加と会場参加のハイブリット研修会で参加しや
すい形で行い、22名の参加がありました。講師は岩手医科大学の高梨信之先生、赤坂博先
生をお招きしました。先生方の臨床経験を踏まえた講義は聞きやすく分かりやすいもので
した。
近年では平均寿命の延長の延長により、認知症が増加していますが、少子高齢化に伴い
高齢者の独居や老老介護も増加しています。
以前に比べ高齢者の生活スタイルが変化していることを踏まえ、退院支援の方向性がどの
ように変化していく必要があるか、実際にどのような支援を実施しているかなどのお話が
ありました。現在は、新型コロナウイルスの流行により他者との関わりが希薄になってい
るため、オンラインを媒体とした関わりで体調確認や軽体操を行っているそうです。とて
も時代に順応した取り組みだと感じました。
今回お忙しい中ご尽力いただきました講師の高梨信之先生、赤坂博先生及びご参加頂い
た皆様ありがとうございました。

認知症研修会 瀬川莉央

R3.12.12認知症研修会