県士会活動報告

令和4年11月27日(日)、「認知症研修会~認知症の人の“その人らしさ”を引き出す支援を考える~」に参加させていただきました。今回もオンラインと会場のハイブリット研修会で行い、21名の参加がありました。講師は徳島県作業療法士会認知症推進委員会委員長をされている大浦江美子先生をお招きしました。

 

現代の認知症支援が「“住み慣れた地域”で“自分らしい暮らし”“自分らしく暮らす”」という方向性を推進しているとのことで、今回は「その人らしさを引き出す支援」をテーマにした講演でした。

徳島県士会の取り組みで“ラシーサカード”という自分らしさを考えるきっかけを作るカードの紹介もあり、実際に体験させていただきました。グループワークでお題にこたえていくという形で、すごく盛り上がり、参加者の笑顔も多く、和んだ雰囲気で実践されていました。臨床でも認知症の方に限らず活用していけるものだと感じました。またその人らしさは変化していくものだと理解し、今いかにその人を幸せにできるかをOTとしてその人にあった作業を提供できるよう考えるきっかけとなる研修会でした。

 

今回お忙しい中、講師を引き受けてくださった大浦先生、貴重な講演ありがとうございました。

認知症研修会担当 森 莉央

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