2014年11月26日(水)におさか脳神経外科病院にて第4回東讃ブロック勉強会を開催しました。内容は①おさか脳神経外科病院OT尾川由佳先生による「注意障害の方に対するリハビリテーション」、②おさか脳神経外科病院OT石丸裕美先生による「脳梗塞左片麻痺の一症例に対するボツリヌス治療の治療経験」の発表が行われました。
参加者は35名で、発表後グループに分かれて意見交換や検討報告を行いました。私は身障の専門領域ではありませんが、評価や治療など大変参考になりました。また違う領域だからこそ思うこともあり新たな気づきにもなりました。老健や福祉分野で活躍の方、精神科領域の方でも作業療法の流れや共有できることがあると思いますので今後もお気軽にご参加いただけたらと思います。もちろん西讃からの参加も構いませんのでお待ちしています。
最後になりましたが、会場のおさか脳神経外科病院のスタッフの皆様には円滑な運営をお手伝いいただきましてありがとうございました。また学術部担当委員の皆様、準備等お疲れ様でした。
学術部担当理事 前田悠志
2014年11月23日(日)に、鹿児島大学名誉教授の川平和美先生を講師にお招きし、「脳卒中のリハビリテーション戦略、治療~上肢機能へのアプローチを中心に促通反復療法実技を含めて~」をテーマに、第2回学術研修会を開催しました。脳卒中片麻痺に対する治療理論について、エビデンスを示しながらの講義や、上肢中心に実技指導をいただきました。持続的電気刺激や振動刺激なども併用した治療方法を紹介していただけたり、質疑応答では臨床での疑問に答えていただき、川平先生から直接学べる機会がもてたことで、参加された先生方にとっても有意義な研修会になったのではないかと思います。
お忙しい中、ご指導いただきました川平先生、補助講師の先生方、どうもありがとうございました。また、第2回学術研修会担当委員の皆様、準備から運営までお疲れ様でした。
学術部 第2回学術研修会班 委員長 馬場広志
2014年11月20日(木)に三豊総合病院で第8回西讃地区ブロック勉強会を開催しました。発表者は2名で参加者はワークショップ形式で意見交換を行いました。
演題は、①OT片桐悠也先生による「自宅環境を想定した生活へのアプローチ」、②OT池田友梨亜先生による「頚椎症性脊髄症・非手術患者の急性期アプローチ」の発表が行われました。参加者は26名でした。
4グループでワークショップを行い検討内容について討論しました。
「独居の方が自宅に帰って生活するに当たり、利用可能なサービスにはどのようなものがあるか?」という検討内容に対して、グループからの意見では、
介護保険の申請、ヘルパーの利用(買い物、調理、洗濯など)、配食サービス、家族の協力度、住宅改修(手すりの設置)、入浴サービスの利用などの意見が挙がり、積極的な意見交換が行われました。
東讃・西讃いずれも年4回開催予定ですので、まだ参加されていない先生方は是非一度ご参加ください。ご尽力いただきました班員の皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ありがとうございました。
ブロック研修会班 委員長 久保潤一郎
2014年9月25日(木)に高松協同病院で第3回東讃ブロック研修会を開催しました。内容は一般演題1題とワークショップ形式での実技講習で、①高松協同病院 OT 池上夏菜子先生による「更衣について考えようー早出・遅出の介入ー」、②同院 OT 渡辺正人先生による「片麻痺者の片手ズボン操作について」の発表が行われました。
参加者は過去最多の49名でした。参加された方々には班グループになっていただき、各発表後にディスカッションし意見交換や検討報告を行っていただきました。
前回に引き続き若手の先生方を中心に多く参加され盛況となりました。東讃・西讃いずれも残すところ本年度は11月に各1回開催予定ですので、まだ参加されていない先生方は是非一度ご参加ください。
ご尽力いただきました高松協同病院戸田先生、渡辺先生をはじめスタッフの皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ありがとうございました。
ブロック研修会班 委員長 久保潤一郎
2014年9月18日(木)に医療法人社団ブルースカイ松井病院で第7回西讃地区ブロック研修会を開催しました。発表者は松井病院所属の2名で参加者はワークショップ形式で意見交換を行いました。
演題は、①OT安藤瑞基先生による「脳腫瘍を呈した症例」~活動性向上を目指し介助量軽減に着目して~、②OT石川真之先生による「食事動作に対するアプローチの検討」の発表が行われました。参加者は34名(内1名学生)でした。
4グループでワークショップを行い検討内容について討論しました。症例①の覚醒向上に対するアプローチの具体例では、「五感を刺激する」、「日光を浴びる」、「数日のタイムスケジュールを評価し、覚醒の良い時間帯を把握しアプローチする」、等が挙がりました。
症例②の食事動作に対するアプローチの具体例では、「椅子座位にてクッションを使い体幹の前傾を促す」、「車椅子座位で抑制帯をされている場合は介護者がいれば外して座位が取れるのか評価する」、等が挙がりました。
積極的な意見交換が行われ、今後の臨床場面にも活かせる意見が聞けたのではないかと思います。
東讃・西讃いずれも年4回開催予定ですので、まだ参加されていない先生方は是非一度ご参加ください。ご尽力いただきました班員の皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ありがとうございました。
ブロック研修会班 委員長 久保潤一郎
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