県士会活動報告

日時:2012年9月1日~2012年9月2日
場所:ゆめタウン高松

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突然ですが、「作業療法の日」というのがあることを知っていますか?
1966年9月25日、日本作業療法士協会が設立された日ですが、2009年度より作業療法の日とされました。

香川県士会では、昨年より「作業療法の日」に合わせて作業療法をPRする活動を始めました。今年は、9月1日土曜日にゆめタウン高松と9月2日日曜日にゆめタウン丸亀にて、記念イベントを行ないました。今年度は、より多くの方にPRするために、ゆめタウン高松でも行ないました。

私が参加したゆめタウン丸亀では、午前・午後に分かれ、10名の啓発部員と5名の広報部員の計15名で、パネル展示、リハビリテーション・作業療法相談、自助具展示や握力測定、バルーンアート体験、パンフレットとティッシュ配りを実施しました。どのような職業なのか、どんな治療をするのか等の質問や進路についての相談を受けました。パネルや自助具に足を止めパンフレットを手に取り興味を持って立ち寄られる姿を多く目にしました。

より多くの方に足を運んでもらえる工夫として、2階ダイソー前に設けたブースだけでなく、エスカレータ付近や踊り場付近でも配布しました。また、部員のアイディアで握力測定は初の試みでランキングを作成し掲示してみたところ、関心を持って参加してくれる方が増えるという嬉しい効果がありました。
方法を工夫することで、パンフレットやティッシュ等一人でも多くの方に配布することができました。

商業施設という場所を生かし、子供から高齢者まで多様な年齢層の方に、作業療法士・リハビリについて知ってもらうきっかけになったと思います。今後も、一般の方に興味を持ってもらう工夫や短時間で分かりやすく説明できる自身の啓発能力を向上させていくことも大切だと感じました。

林内科呼吸器科医院 伊勢谷 友美

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今回、作業療法説明会に参加させて頂きました。昨年度は、県下高校と近隣の中学校でしたが、今年度は、多くの方に作業療法を知って頂くために、県下の中学校に案内文を発送することになりました。初めて案内文を発送する中学校には電話連絡をしました。私が電話連絡をさせて頂いた学校は案内文発送に対して快く受け入れてくださり、説明会に興味をもって頂けました。

当日の参加者は、中学生:8名、高校生:7名、一般:2名、保護者:6名の計23名でした。作業療法に興味があり、職業について詳しく知りたいと思っている方がほとんどでした。
高校生や中学生、保護者と実際に現場で働く作業療法士が関わることは、お互いにとっても大変良い機会だと思います。本などを読むだけではなかなか作業療法士がどんな仕事をしているのかは分かりにくいと思います。協会のDVDや福祉用具の作成や革細工を体験してイメージし易くなったのではないかと感じました。

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日時:2012年6月15・16・17日
場所:宮崎県 シーガイアコンペンションセンター

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日本作業療法学会が宮崎県のシーガイアコンベンションセンターにて行われました。
悪天候にも関わらず、多くの参加者で賑わっていました。参加者の名札を見ると地元宮崎県以外からの参加者も多かったように思います。

他県のOTさんと話すことはあまりなかったのでその土地ならではの地域医療の話など発表以外でもとても充実した内容だったと思います。
また、懐かしの先生に会えたり同窓に会えるなど学会は学ぶ場でもありますが、交流の場でもあると感じました。
来年度の開催は大阪です。皆さんも是非参加してみてください。

麻田総合病院 木村 勇介

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今回はハンドセラピストに必要な上肢の機能解剖とその疾患・外傷に対するアプローチがテーマである研修会でした。ハンドセラピストの理想として①患者様・その病変を把握し、その患者様に何が必要であるかを担当医に助言できること。②知識、上肢の機能解剖及びその外傷・疾患への理解が必要。③経験、患者様に触れて上肢機能・その患者様に必要なものと、その先にあるADL・QOLを予測することがハンドセラピストのために必要なことだということを話されていました。上肢の機能解剖~アプローチ、神経障害の診断などを実際の画像を交えながらの説明だったので、評価~治療までの流れを患者様をイメージしながら理解できました。

実際の臨床では教科書通りにはいかない場面が多く見られます。その患者様にその時その時に何が今必要なのかを把握し、担当医に助言と情報交換といったチーム医療ができるように知識・経験をしっかり積んでいかなければいけないことを改めて実感しました。

今回の研修会で学んだことをベースに理想的なハンドセラピストを目指してこれからもリハビリテーションを行っていきたいと思います。

麻田総合病院 山崎 貴士

日時:2012年6月7日
場所:穴吹リハビリテーションカレッジ

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新人周知会・歓迎会を穴吹リハビリテーションカレッジで行いました。平日で仕事の後にも関わらず、44人(新人さんは31人)と、これまでで一番たくさんの方に参加していただきました。ありがとうございました。

松本事務局長からの香川県士会の説明と、小松教育部長からの生涯教育制度の説明は、分かりやすいと好評でした。

その後の歓迎会は、アイスブレイクとしてゲームと、会食を行いました。昨年までは日曜日の午前中の2時間で行っていたことを1時間半で行ったため、交流の時間は本当に短くなってしまい、終了時間になってもあちこちで話し声があがっていました。「同窓会みたいで良かった」「県士会の行事に積極的に参加したい」との感想をいただきました。

これをきっかけに、今後の香川県士会の活動にもどんどん参加していただけたらと思います。

高松協同病院 戸田 洋子

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