県士会活動報告

今年度第2回目の開催は令和5年7月27日に実施しました。24名の参加がありました。

IMG_9141 今回は橋本病院の皆さんにホストをお願いして開催しました。一症例目は古志 嶺奈先生による「右被殻出血を呈し、上肢機能低下により復職への不安を認めた症例」、二症例目は森田 愛乃花先生で「頸椎後縦靭帯骨化症の術後、更衣動作自立を目指した一例」の2演題を発表して頂き、その後グループでディスカッションを行いました。
手指機能を中心に最近接領域での課題を行い向上と共に職場復帰も想起可能になったことや、自助具を作成し行為を獲得すること、趣味活動を使用した関わりにより機能向上が図れたことなど興味深い内容でした。お二人の先生方が日々患者様と寄り添い、コミュニケーションの中から、悩みつつも最適な関わりが行えたことが参加者にも伝わりました。
勉強会のアンケートでは、
・リハビリをさせていただく患者様へのアプローチの手段が広がってとても勉強になりました。
・大変勉強になりました。今後の臨床に活かしたいと思います。
・色々な意見が聞けて大変勉強になりました、今後もお願いします。
・すごく良くまとまっており発表聞きやすかったです。
・発表お疲れさまでした。 自助具成功してよかったですね。参考にさせて頂きたいと思います。
・1年目ということもあり、様々な意見を聞くことができとても勉強になりました。
とポジティブな意見を多くいただきました。
一方、ブレイクアウトルームでは質問が出来なかった、スムーズに回っていなかった、など運営側として修正点のご指摘もいただきました。今後対応していけるよう努力します。また参加者の偏りを指摘する声も聞かれています。多くの施設からの参加を増やしていきたいと考えています。
内容や広報共に充実させていきたいと考えています。
次回は9月27日を予定しています。多くの参加を募集しています。よろしくお願いいたします。

執筆担当:鶴窪良樹