県士会活動報告

平成29年12月17日(日)にハイスタッフホール(観音寺市民会館)にて第19回香川県作業療法学会が開催されました。学会テーマは「今、私たちにできること」と題し、一般演題14演題、特別講演では公益社団法人茨城県作業療法士会会長の大場耕一先生による「災害支援・受援時にリハ専門職として為すべきこと」をご講演頂きました。大場先生からは実際に災害支援を行った経験から、発災時の稼働方法などのマニュアルの整備はもちろんのこと、県士会の在り方、平時から行政・多職種との連携の必要性、リハ専門職のさらなる連携強化、リハ専門職としての地域貢献の在り方をご教示頂きました。学会参加者は約110名、会員・他職種・一般・学生と幅広く参加して頂き、無事盛会に終了しました。特別講師の大場先生を初め、座長、演者の皆様、参加者の皆様、運営委員の皆様、ご協力ありがとうございました。改めまして感謝申し上げたいと思います。来年度の第20回香川県作業療法学会も県士会員の皆様にとって有意義な時間となるように企画してまいりますので、皆様の参加を宜しくお願い致します。

第19回香川県作業療法学会 事務局 西田典真

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平成30年1月28日(日)、高松協同病院において、第3回学術研修会「地域ケア会議に資する作業療法士人材育成研修」を開催しました。午前中は、地域包括ケア会議、総合事業、MTDLP、行政との関わり、帳票書類について講師の遠山和倫先生、若林桂樹先生、中川真人先生方に講義してもらいました。午後からは樋本英司先生が中心に司会進行し、実際に地域包括ケア会議に参加したことを想定に事例検討を行い、作業療法士としてどのように他職種と連携しながらアプローチするかをグループワークで検討しました。環境調整、当時者様や家族の思い、サービス支援など、考えることも多数あり、多職種との会議だからこそOTとしての視点や知識を伝えたい気持ちと、連携しながらどのように伝えればいいのかを考えると正直悩みました。しかし、グループワークを通して他OTの視点や考えを聞き交流することで、新しい発見やより広い視野で深く考えることが出来きました。改めてOT同士でも多職種とでも意見交換は非常に大切であることを実感しました。  今回お忙しい中ご尽力いただきました講師の先生方及び学術部担当委員の皆様、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

赤沢病院 野崎千晴(学術部 第3回学術研修会担当委員)

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平成30年1月25日、三豊総合病院にてMTDLP事例検討会①を開催いたしました。

6人の先生が発表して下さるため、2グループに分けて進行しました。急性期に関わる先生方の発表でしたので、入院中のリハビリ、外来リハビリなど多岐にわたり素晴らしい発表でした。

急性期で展開が非常に速いのにも関わらず、患者さんの想いをしっかりと聞き取り、実践して下さっている事例ばかりで感動しました。

事例検討会では、実際の事例を話し合うことができるので、非常に勉強になると思います。また、グループワークで他領域の先生方と交流できるので、新たな発見があります。今後も継続して事例検討会を行なっていきますので、ぜひご参加ください。

MTDLPにご興味ある先生で、どうすればよいかわからないなどありましたら、MTDLP特設委員会までご相談頂けると幸いです。

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「今後の予定」

事例検討会②

  • 日  時/平成30年2月8日(木)19:00~21:00(受付は18:45~)
  • 会  場/ユープラザうたづ 1階 視聴覚室(綾歌郡宇多津町浜六番丁88番地)

 

書き方研修会:平成30年2月22日

  • 日  時/平成30年2月22日(木)19:00~21:00(受付は18:45~)
  • 会  場/総合病院 回生病院 本館 2 階リハビリテーション部 作業療法室

(坂出市室町 3-5-28)

 

※詳細は(一社)香川県作業療法士会のホームページにある「研修会案内(県士会)」をご覧ください。

 

香川県MTDLP特設委員会

若林 佳樹

2017年12月14日(木)に香川県立中央病院にて第20回東讃地区OT ブロック勉強会が開催されました。内容は、①『重度右片麻痺、感覚障害、運動性失語を呈した患者に対する自主訓練方法の検討』香川県立中央病院所属:松本雅光先生、②『麻痺側上肢の使用が乏しい患者の作業療法の検討』同院所属:高橋宏暢先生の2演題でした。

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今回、参加者は17名(内学生1名)で、若手の先生2名による発表でした。勉強会後のアンケートの感想では、「ADL等で脳外、患者へのアプローチで悩む場面が多いため、他院の先生方の意見を伺う機会となった」、「他の病院の意見や取り組みを聞くことが出来た」、「急性期でのOTのリハビリという視点で考える機会になってよかった」等の感想を頂きました。

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これからもブロック勉強会では、様々な考えや作業療法での取り組み、疑問など、症例を通して発表して頂けたらと思います。共に作業療法について考えていきましょう。また、発表後は抄録やスライドに考察を加え、手続きを踏めば現職者共通研修「事例報告」のスタンプも獲得できますので、未取得の先生方においてはどしどし手上げ参加していただければ幸いです。

今回ご尽力いただきました香川県立中央病院の皆様、ならびに学術部ブロック勉強会運営委員の皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ご参加頂いた皆様、盛況に終えることができました。ご協力ありがとうございました。

今年度のOTブロック勉強会は本会で終了となります。次年度も引き続き開催していきますのでたくさんの方々がご参加いただけますよう宜しくお願い致します。

文責:学術部ブロック勉強会運営委員会 久保 潤一郎(樫村病院)

2017年10月26日(木)におさか脳神経外科病院にて第19回東讃地区OT ブロック勉強会が開催されました。内容は、①『CVA患者、頸椎症性脊髄症患者に対するスプリント療法』おさか脳神経外科病院所属:中野直樹先生、②『手指の限局した痛みを生じている症例への介入』同院所属:元木詩夕先生の2演題でした。

今回、参加者は20名(内非会員1名)で、若手の先生2名による発表でした。勉強会後のアンケートの感想では、「他院のセラピストと話す機会がありよかった。広い視野の介入方法を聞けた(10年目)」、「評価の再考について、画像や動作等のマッチングを行っていきたいと思いました(4年目)」、「当院でもスプリント療法を行っているので参考になった(4年目)」等と多数の感想を頂きました。

これからもブロック勉強会では、様々な考えや作業療法での取り組み、疑問など、症例を通して発表して頂けたらと思います。共に作業療法について考えていきましょう。また、発表後は抄録やスライドに考察を加え、手続きを踏めば現職者共通研修「事例報告」のスタンプも獲得できますので、未取得の先生方においてはどしどし手上げ参加していただければ幸いです。

今回ご尽力いただきましたおさか脳神経外科病院の皆様、ならびに学術部ブロック勉強会運営委員の皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ご参加頂いた皆様、盛況に終えることができました。ご協力ありがとうございました。

今年度もブロック勉強会を引き続きよろしくお願い致します。

文責:学術部ブロック勉強会運営委員会 久保 潤一郎(樫村病院)

 

 

 

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